ブランドレポート

caldeira

── ブランド立ち上げてから今に至るまでで、すごい困難な時期はあったんですか?

立ち上げてから、今期で3年目なのですが、ありましたね。立ち上げは、ほんとTシャツ数型から始めたので、結構少ない、最小限じゃないすかね。展示会も飛び込みで回って。今考ればよくやったなと思います。

ほんと飛び込みですよね。最初にサンプルあげちゃったんですよ。手元に物はあるけど、見るのは自分しかいないじゃないですか。「これ自分で着てもしょうがねーな…」みたいな(笑)。なので、サンプル持ち歩いてお店に直接行ったりとかしてましたね。

手応えを感じ始めたのは2年目以降ですかね。最初に考えたのは、商品そのものも大事だなと思ったんですけど、ほんとにビジュアルとかグラフィック、見せ方ですよね。そこはデザインと同じくらい気を使ったというか。それもたぶんアパレルの見せ方と似ていて、そっちから学んだことが活きているかもしれません。

あと今は、カタログなどは、映像ディレクターやカメラマンなど大学からの仲間内でやっちゃってるんですよ。その方がコミュニケーションも取りやすいし、割りと注文も何となく言えばわかってくれるし、その辺はとて助けられています。逆にそこから新しいグルーヴ感が生まれたり、刺激をもらっています。たまにサッカーもするサッカー仲間でもあります。

── ロゴの下に"ORGANIZAR JOGADAS"(オルガニザール ジョガーダス)と入っているギアもあるのですが、どういった気持ちでこの言葉を選んだんですか?

サッカーとかフットサルやる人がピッチでゲームメークするように、自分もゲームメークしろということ。リンクさせて。"CALDEIRAスタイル"ってよく言うんですけど、そのスタイルを自分で、こうコントロールじゃないですけど。結構それをよく使ってるんですよ、単体でも使ってるんですけど。

プレーだけではなく、心の中もゲームメイクしろと(笑)。CALDEIRAでは不可欠なメッセージになっていますね。ポルトガル語でいろいろメッセージをまだまだ作りたいなとは思っています。

── 今展開してる中でこれはイチオシみたいなのは?

今ウェブサイトに丁度載ってる"MONO"っていうプラシャツがあるんですけど、それが一押しですね。実際生地が、レーヨンが入っていてTシャツみたいな見た目なんですよ。光に当てるとなんとなくポリエステル感はあるんですけど、パッと見そのデザインなんですけどTシャツっぽいんで、夏の私服としてもいけるのかなと。

ちょっと変わりダネのカジュアル寄りなプラシャツとしてコアなファンには是非チームで揃えてほしいですね。

── CALDEIRA協賛の大会は結構開かれているのですか?

あんまりやらないんですけど、5/20に開催した大会でテントまで張ってやるっての初めてだったのですが、上手くいけば今後も定期的にやれたらいいなと思ってます。まだフットサルコートさんと濃い話しをあんまりしていないので、今後話しはしていきたいなぁと思ってるんですが、まだ手探りな感じです。

大会開催の意義としてはブランドの認知度UPと、あとはそれぞれのチームがCALDEIRAの景品を狙って奪いにくるような、そんな見応えある大会が開けたら嬉しいですよね。

── 今後の展開で何か考えてたりするんですか?

大きな変化はないんですけど、よりオリジナル性っていうか、ブランドカラーというか。切替の形の良さとかその辺は次のラインから更にパワーアップしそうな感じです。

時期未定なのですが、展示会とは別にCALDEIRA展みたいなイベントが出来ればなと考えています。まだ内容もまったく未定なんですけど、アート寄りというか、カタログで使ってる写真とか映像とかそういった作品を見せるギャラリー展っていうのをやれたら面白いなと。ユーザーが絡めるような展示も面白いかなと思いつつ。

こういうことをやることで、よりブランドのイメージが上がればいいなと思います。スポーツだけじゃなくてカルチャーも頭に入れているのかなというのが伝わればいいなと思いますね。

Profile

ホリタ タカシ
CALDEIRAディレクター兼デザイナー(株式会社SYNC)

アパレル会社入社、プレスとして勤務。のちにグラフィックデザイナーとして独立。2010年よりアパレルと融合したフットサルブランド「CALDEIRA」を立ち上げる。これまでに経験したアパレルやデザインのスキルを活かし、「年代にとらわれず永く愛用できるものを着る」をテーマに展開。その傍ら、アートワーク業も継続して、アパレルに限らずジャケットデザインやポスター、パッケージロゴなどを手掛け活動中。