ブランドレポート

gol.

── 創設のきっかけ、ブランド立ちあげのコンセプトなどを聞かせていただけますか。

いわゆる大手サッカーブランドの、『サッカーと言ったらこうだろう』みたいな在り来りのものだけではなく、もっと違うところを見せて行きたい、もっと尖ったものを作って行きたいというのがコンセプトです。

── 他にない、尖った感じ。

メキシコワールドカップの時のマラドーナなんかに、影響を受けたところがあります。マラドーナって癖がありますよね(笑)。めちゃくちゃ上手いけど、左しか使わないだとか、事件もいっぱい起こしていますし。

ただ単に『格好いい』だとか『売れている』というブランド作りよりは、そういう破天荒な感覚です。『何か一つ抜けている』というか。みんなから見たら落ちるかもしれないけれど、そこが『格好いい』と思っていただけるようなものを大切にしていきたいと。


── サッカーが好きで始めたというブランドが勿論多いんですけど、そのモチベーションを持ち続けられるって凄いですよね。
林さんはどうですか?

そうですね。僕自身、夜遅くまで仕事をしている時も、「これ、絶対面白い!!」みたいなワクワクした感覚でやっています。

例えばなんですけど。mfカフェがリニューアルオープンする時に、レセプションパーティーを開いたんですね。企画や準備など色々あったのですごく忙しかったんですが、「絶対やったら楽しい!」っていう思いがモチベーションに繋がりました。目の前で高橋陽一先生(キャプテン翼の作者)が絵を描いてくれたりしたので、「その為だったら何でもやれる!」って(笑)。

── その時の絵がこれですか?

これは、イベント後に追加で描いてくれました。

イベント時に描いていただいたイラスト

── 翼くんがgol.着ていますね。すごいですね。

先生が描く紙の水張りを事前にやったのですが、「ここに先生が絵を描くんだ」と思ったら、手の震えがきましたね(笑)。一回張ったんですけど、ちょっとだけ歪んでたんですよ。普段自分が絵を描くんだったら、こんなのポンポンってやって無くせるんですけど、「これじゃダメだ」と思ってもう一回やり直したり(笑)。

サッカーのことを考えると気合が入ってしまうんですよね。

── 作る側が楽しんでいるものって、買う側にも伝わってきたりしますよね。gol.は色々な所とコラボしていたり、面白い商品が多いですよね。

サッカーとかフットサルをやっていたら何かと繋がって。普通の社会では無い、サッカーだからこそできるコミュニケーションってあるじゃないですか。そんな感じで、業種を越えて仕事に繋がって増えていくようなことが多いですかね。

── 先ほどのお話にもあったmfカフェを運営されてたり。色々されてますね。

mfカフェは、仕事としてスーツを着て「失礼します。」みたいな感じじゃなく、もっと気軽な感じでご利用していただきたいです。『食』と『フットボール』って似ている感覚があると思うんです。フットサル場みたいな、畏まった感じじゃない場所。例えば会社の上司でも、「足追いついてないですよ」みたいな軽口が言えて、それが笑えるような感じ。食もそういう感覚に近いところがあって、ご飯を食べている最中は上下関係も無い、やっぱり人間楽しいことをしている時はお互いの関係抜きに楽しみたいですよね!

というような感じで、サッカーをやってる人たちも、Jリーガーだろうが、編集やってる人だろうが、Webだとかうちみたいなアパレルやってる人だとか、この場ではそういうの抜きにただ単に『サッカー好きが集まってる』だけみたいな、サッカーの話をしてるだけみたいな場が作れているんで、それはすごくいいなぁと思います。

── 料理もかなり手が混んでいますね。

料理ってお客さんと近いじゃないですか。直で喜んでもらえることをすごく大切にしていて、本当にこだわり抜いています。
時々、原価計算してるのかなと心配になるんですけど(笑)。