ブランドレポート

gramo

── 今季特に力を入れたものってありますか?

秋冬物だと、一番のお勧めはやはりバッグです。バッグに関しては、実際出すのは3色なんですが、11パターンのサンプルを作ってから絞りました。素材とか、内装とか、こだわって作ったのでいいものができたなと思ってます。

── 先ほどのお話にもあったように前職でバッグをたくさん見てきていると思うのですが、やっぱりバッグにはすごく力が入りますか?

そうですね。多分自分が得意な分野だというのもあると思うんですけど、バッグを作るときはさらに気合が入る(笑)。ある程度知っている部分もあるので、作りやすいのもありますし、見てきた中で「こんなのが欲しいな」、「出てないから欲しいな」と思っていた物を自分で作れる喜びというのは、やっぱりすごくありますね。物作りができる仕事ならではというか。それを、自分が気に入って作ってるんですけど、人が見て「いいね」って言ってくれたり、買ってくれて「普段使ってます」って言ってくれるのを聞くとすごく嬉しいですね。

gramoのバッグ

── 改めて説明をしていただければ…。

一番最初に作ったトートバッグが内側にポケットがなくて、付けて欲しいという要望があったので、今回は本体の部分と外側は全部ポケットになってるんですよ。正面と後ろと両サイド全部物が入るようになってます。発泡PVCの素材になおかつ裏地もきっちりつけているので、防水性も非常に高いですし。普段使ってもらいたいので、下に合皮を貼ってあんまりスポーツスポーツした感じにはしていないです。内側はパンダの総柄です。

── すごい!。とても凝っていますね。

色んな使い方が出来るようにということを、商品作る上で毎回考えています。今回も手持ちと肩掛けと斜め掛けに使えるように3wayで作ってますし。さらにデザインとしては表面はシンプルに、裏面はパンダのプリントを入れて、2つのデザインに仕上げたので、お好みでどちらでも使っていただけるようになっています。一石二鳥というか、色んな使い方があるような物っていうのを常に作っていて。春夏で出したバッグなんかも斜め掛けもできますし、腰にもつけられますし。リュックも出してるのでリュックの肩紐にもつけられる。

gramo買うとお得だねっていう(笑)。ベーシックなんですけど、ちょっと変わってるというか。「そこが面白いよね」って思ってもらえるような商品作りっていうのを常に心がけています。


── 今後何か、こういうことをやってみたいとか、展望だったりありますか?

全く違うことというよりは、まだ小さなブランドなので、今足りてないアイテム、ギア系の商品の充実とか、グッズ系の充実とか。あとはキッズやレディースにも向けてるブランドなので、そのあたりのアイテムをきちんと出していくことですかね。

以前パンダのTシャツを出したときに、キッズ用はなかったんですが、取扱店さんからどうしてもという要望があったので、別注で注文をいただきました。今はキッズやレディースに関しては、お店単位の別注でしか作れていないというのが現状なので、これからやっていきたいですね。

── キッズやレディースがもっと展開されるのは楽しみですね。

あとは、後々の話ですが、gramoの情報を発信できるところが持てたらいいなとは思います。サイトや取扱店さんからの情報だけだと、細かい反応ってなかなか見えないので。実際のお客さんの反応を見るためにはショップを持つというのはすごい大事だろうなと。倉庫兼事務所兼ちょっとショップというかショールームみたいな感じでスタートするのがいいんじゃないかなと思ってます。全商品揃ってるギャラリーというかそういう場所として出せたらいいなっていうのはあります。出したいですね。

Profile

藤城 貴宏
gramoブランドプロデューサー(株式会社グラモ取締役)

大学卒業後、バッグ専門店、通販TV局でマーチャンダイザー、バイヤーを経て、2009年株式会社グラモを設立。