ブランドレポート

skullkicks.

── 漆戸さんのブログ読ませて頂いてるんですけど、SkullKicksが認知されないっていう記事が面白くて(笑)。

http://blog.skullkicks.com/?eid=1100379

あれね~(笑)。3~4年お付き合いしてるのに今だに名前を覚えてもらっていないっていう(笑)。記事自体は最近載せたんですが、実はもう前から請求書来る度に間違ってるから、気になって撮っておいたんですよ。スキルキックスだったら「まーいいや」みたいな。今年入ってきたやつが一番やばかったんで、これはちょっともう言うしかないなみたいな(笑)。多分カタカナで書かないで、そのままローマ字で書いてるんで、「スキュウルかぁ…。読めなくはないな…。」みたいな(笑)。

── 基本的にデザインは漆戸さんが一人でやられてるんですか。

いや、デザインというか僕は全体的なディレクションと、デザインイメージや型数を決めて、デザイナーと作り上げていく感じです。あとは先ほども話しに出ましたさわやか営業の3人でやっています。

── イメージをあげる上で影響を受けたものって何かありますか。

影響を受けると言うよりもいろんなアパレルの展示会に行くと刺激は受けますね。本当にこだわった洋服作りをしてるな~って。ぼくらはかっこいいと思うものをどのようにスポーツウェアに落とし込むとか、あとはお店で売り易そうな商品、魅せていくような商品とバランスよくやるようにしています。自分らの好みだけでは売れないものもあるので…。

── 漆戸さんご自身は、フットサルやサッカー一筋ではなかったんですか。

そうですね。プレーヤーではありません。サッカー好きなだけです(笑)。ただ社会人になってちょっと会社のチームでやりだしてからは結構やるようになって、今では週一回はフットサルしています。

── 実際にSkullKicksを立ちあげてから、よりフットサルを好きになっていったという感じですか。

確かに前よりはやるようになりましたね。自分のところのウェアを着て着心地を確認したり、周りにアピールしたり(笑)。最近はナショナルブランドとかもアパレル色が強くなってきて、それでいて値段も安いし機能性も高いのでヤバイですよね(笑)。正直ナショナルブランドには機能性や価格では勝てないので、ドメスティックブランドがどう対抗できるかというとやはりデザイン性の部分だと思います。なのでそこだけはなんと言われようとも尖ったものは作っていかないと。

値段を下げると価値も下がってしまう気がするので、極端に下げるということはしないと思います。ちゃんと利益も生まなければいけませんし、クオリティも維持しつつ、もっとファンを増やしていきたいなって思います。もちろんもっと安くしようという企業努力はしていきます(笑)。

── カタログを拝見したのですが、13SSからレディースを展開していく感じですか。バッグとかもこだわって作ってますよね。

レディースサイズを増やしたり、よりちょっとレディース向けのデザインを入れたりしてますね。女性のフットサル人口も増えてますし、女性にも響くデザインを作っていくようにがんばっています。バッグは以前作ったPhateeとのコラボリュックの反響が良くて、値段が高くてもデザインが良ければ買ってくれるのかなっていう自信にはなりましたね。今はアパレルブランドとコラボするのをわりと意識しています。今回はバッグをMEIとやらせていただいたり、そういうスポーツブランドとは違うところとやっていけると面白いかなと思ってます。

正直デザインにしても価格にしてもそうですが、スポーツ店ですとなかなか置きづらいショップさんもあると思うんですよ。そういうのを考えると、すべての商品じゃなくていいのですが、アパレル寄りの商品はアパレルのセレクトショップでも展開していきたいですね。

あとはフットサル・スポーツ業界のその既存のマーケットに依存し過ぎないというか。依存し過ぎないでSkullKicksのポリシーを貫いてやっていきたいなと思ってますね。

Profile

漆戸トオル (ウルシドトオル)
SKULLKICKSディレクター

大学卒業後、アパレル会社勤務、その後独立しアパレルのOEMやノベルティグッズの製作等やりながら2009年に「SKULLKICKS」を立ち上げる。様々なファッション・デザインが溢れる今、スポーツウェアのあり方を考え、自分たちが目で見て体感してきた経験と共に今と言う時代を捉え、前衛的なスポーツウェアを提案している。