ブランドレポート

SRYEV

フットボール&エコロジカルをコンセプトにしたサッカー・フットサルブランドSRYEV(スライヴ)。巨大なサッカーマーケットにブランド理念を乗せて一人一人が環境や動物や私達の生活にあらためて目を向ける事を目的としているブランドです。今回はそんなSRYEV(スライヴ)の代表を勤めている中村駱さんにお話を伺いました。

── ブランド設立までの経緯と簡単な流れを教えていただけますか。

基本的にフットサルを実際やっていたっていうのが一つ。もう一つは、その時は自分のブランドはもちろんなかったので、ユニフォームを作るときにショップにお願いするじゃないですか。数あるブランドの中から、自分の好きなところを選んで、そして自分の好きな色で作ってって。その時の出来上がってくるまでのワクワク感、たまらないですよね!(笑)。それをですね、共有できないかというか。提供できないかというか。僕がブランドを作って、その楽しみをみんなに広めたいっていうのが始めた理由の一つでもあります。

── 前職をお伺いしたいのですが。

もともと広告だとかWeb関係、そういう仕事だったんです。それとアミューズメント関係の景品のデザインとかもやってましたね。そこでは海外工場への発注やテキスタイルに絡む業務が多かったです。

── もともと服をデザインすることが好きだったり、興味があったりしたんですか?

ユニフォームですよね。サッカーのユニフォーム。野球じゃないですね(笑)。サッカーのユニフォームが、やっぱり格好いいって思うので。そこですかね。

── ずっとサッカーをやっていらしたんですか?

もともとバレーボールをやってましたね(笑)。高校の時までバレーボールをやっていて、それと並行して趣味でサッカーやったりして。並行してはいたんですけど、高校出てからもうバレーはやらなくなってしまって、そこからずっとサッカーをやってる感じですね。

── 最初からサッカーだったんですか?フットサルではなくて。

サッカーですね。その頃が2002年のワールドカップだったんですね。そこで、色んなユニフォームにみんなが執着するようになって。インターネットが盛り上がってきた頃だったので、色んなものを目にする機会も増えたんですよね。「自分だったらもっといいの出来るな」とか考えるようになって。もの作ってる人はみんなそう思って始めるんじゃないですかね。

── 前職を辞めるきっかけになったのが、自分でユニフォームをオーダーした。そこで自分でも作れるんじゃないかと思った部分なんでしょうか。

そうですね。実は建築設計やりたくて、やってたんですけど。実際そんなに面白くなかったんですね。その設計とかデザインの先に、広がりっていうのを見いだせなかったので、辞めちゃおうと思って。そこから、好きなことって何かなと思って。考えた先にこれしかないなと独立したんですけど。

── 立ちあげて何年目になるんでしょうか。

2年半、いや、3年ですね。3期目です。

── デザインは全部お一人でやられてるんですか?

そうですね。僕ですね、デザインは。デザインは他の人にはタッチさせないです。

── そこがやっぱりこだわりというか。

こだわりですね。うちは「ユニフォームのオーダーをフルデザイン、フルカスタムできますよ」っていうので受けてたりするんですね。

あとはSRYEVの持ってる型、通常通りの型で色変えっていうのはあるんですけど。カラーシュミレーターは置いてないんです、敢えて。どうして置いてないかっていうと、例えばAというブランドがあって、そこのホームページ行ってカラーシュミレーターやりますよね。チーム名の場所選びとか2択~3択しかなくて、大体一緒。それから色変えで。ほんとにそのブランド好きだったら話は別ですけど、カラーシュミレーターで格好いいものって出来ないんですよね。僕の感覚では。

それこそその先がない。カラーシュミレーター置いてることによって、単なる色変えですから、その先が無いんですよ。まっさらなとこから始めるっていうのは、クリエイティブじゃない人からすると結構難しいと思うんですけど、その時はこちらから「こういうのあるよ、どうですか?」ってお客さんに提案させてもらう。ブログにも出来上がりを載せていてイメージしやすくしてますから。そこから「ここ、ここ変えて」っていうやりとりを始めて。

要はカラーシュミレーターで決まりました。ネット上でクリックして、発注。それで、なんで格好いいものが出来ないかっていうと、そこにメーカーとお客さんとのやり取りが無いんですよね。これでは本当に欲しいものなんてできるわけがない。

── 「本当にこの色でいいんですか?」みたいなやりとりがない。

はい。ユニフォームが出来上がって、もちろん検品で僕も見ますけども、お客さんに満足してもらってると思ってます。「すごく良かった、SRYEVで作って良かった」ってお声を頂いてるんで。ほんとかどうかわからないですけど(笑)。それはカラーシュミレーターで出来ることの、そのさらに先のことなのかなって思ってます。それはこれからもずっと変えたくないところなんです。